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京都アニメーション放火事件に関するNHK取材の責任は?

大変悲惨な事件が起こりました。犯人が悪いのは言うまでもありません。その犯罪を憎んでも憎みきれません。世界的にも最も安全な日本の古都京都でこの様な事件が起こったと海外メディアも驚きの報道です。
残念な事に世の中には勘違いで恨みを持つ人間もいますから,当然それなりのセキュリティはなされていたのです。しかし,当日は来客予定で,カードによる入構システムを解除していたのだと,昨日報道されました。

驚くべき事に,当のスタジオをNHKが11時から取材予定だったのだそうです。事件(事故)が発生したのはその30分前の10:30頃です。

セキュリティを外していたということは,この事件に関しかなり重要なことです。
起こってしまったことを仮定形で嘆いても仕方のない事ですが,如何に犯人が殺意を抱いて入念に準備していたとしても,セキュリティがしっかりしていて,決行に失敗していれば諦めた公算も大きいはずです。

本当に取材が11:00からだったのか?十分検証しないといけません。
一般論として言えることは,マスコミの人たちはきわめて時間にルーズだという事です。まず約束の時間になど来ません。

彼らは勝手に遅れることが殆どですから,実際のアポは9:00とか10:00からだったとかではないのか?疑われます。本当に11時からだったとして,なぜ10:30にはカード入構が解除されていたのか。あるいはもっと前から解除されていた可能性もあります。

NHKに責任の一端は全く無いのでしょうか?
マスコミ特有(特にNHK)の,取材対象を見下した様な姿勢が,それに対応したアニメ制作会社側の無防備なセキュリティ解除を招き,今回の惨事の一因になったのではないのか?検証が必要です。
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momotaro

当日のイベントのためセキュリティが解除されていたとは聞いていましたが、NHKの取材が11時からだったとは全く知りませんでした。
責任の程度はわかりませんが、この事実に触れないのはいかがなものでしょうか?
by momotaro (2019-07-31 20:45) 

Enrique

momotaroさん,
その後,話が変わって来て,「セキュリティ・システムは無かった」のだそうです。京アニ側が発表したのだそうです。
当初の社長の会見では,全くのウソを言っていた事になります。あって解除していたものじたいが無かったと。
不思議な動きです。
NHKが取材予定だっただけならば,当然責任など無いわけですから,その事実だけでも迅速に報道すればいいのに,翌日になってちらっとだけ伝えた模様です。少なくともラジオのニュースで聞いた覚えはありません。
当初の社長の会見では,NHKの取材予定だったとの話はありませんでした。イベントだか来客だかというだけで,明らかにNHKに忖度した会見でした。そして,こんどは,セキュリティ・システムは無かったと。
NHKさんが沈黙を続けている間に話が変わって来ているようです。
残虐事件大好きなNHKさんのニュースですが,この事件に関しては,妙に腰が引けた報道です。どーでもいいことを根掘り葉掘り報道する自由と,都合の悪い話は報道しない自由をお持ちの様です。

by Enrique (2019-08-01 17:37) 

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