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新規陽性者の異常な高率

昨日の記事で,厚生労働省発表のCOVID-19の新規陽性者は検査者に対して異常に高率であることを指摘しました。
本日のデータ(昨日までの分)では,更に高率になっています。

昨日指摘したのは,「国内事例」と分類されたものでしたが,同じ分類でみると,新規検査者96名に対して,新規PCR検査陽性者42名。なんと,44%の高率です。

本当に重篤な症状が疑われる人のみに限って検査していることが更に明確になっています。

「無駄な検査はさせない,軽症の人は家で寝ていなさい。」というのは,医療システム全体の秩序を保つためには真っ当な政策とのことですが,隠れ感染,症状の出ない感染者が跋扈することを防ぎ切れるのでしょうか。否,無理です。

日本のやり方が正しいというのならば,世界中のやり方が間違っていて,無用に危機を煽っているという結論になってしまいます。

分からない国民も多いかも知れませんが,薄々分かっていても,正確な数字を出されるよりも数字は少なめの方が怖くありません。大きい数字は出したくない側と,怖い数字は見たくない側で変に利害が一致してしまっています。しかし,考えても見てください。ここには国民の生命がかかっているのです。

おそらく,そのための様々な自粛要請でしょう。抑えに抑え,正確な数字を出さないから,数字に基づかない過剰な自粛をしなければならなくなります。

学校休校は,政府・厚労省の初動のまずい対応をごまかすための目眩しであることは明確でしたが,こんなものまで国民多数は支持しています。まともなことを言うと,袋叩きに会うから発言を控える。様々な面で,危機的状況になっていることは間違いありません。
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