4月1日12時現在の感染者数と

厚労省発表の新型コロナの感染者の数字をウォッチしています。

29日，30日と新規陽性者数は200人近くになっていましたが，31日は67人と一旦治ったかに見えましたが，4月1日は過去最多の220人となっています。

注意しなければならないのは，各都道府県などからの集計したものが発表されますので，１日程度遅れている事です。マスコミは東京都の数などを個別に取材して報道しますので早いです。


図中オリンピック延期決定日の24日に印をつけてあります。これ以降急激に増えた様に見えますが，気のせいでしょう。むしろ，それ以前の感染者数が横ばい，むしろ減り気味の様であったのも気のせいでしょう。
ただこれは全国の集計ですので，東京都のみの集計でやれば，気のせいだけではないという事がわかるかもしれません。

タレントの志村けんさんが亡くなってしまいました。
名前の知られている人なので，その人心に与える影響は大きいですが，むしろ怖いのは，感染経路が分からないという事でしょう。スポーツ界やら，芸能界に蔓延してるのではないかと。感染経路を探るなどの姿勢をみせる報道は全くなされません。分からなければ分からないなりの分析くらいはあるはずです。感染に関係のない情緒的な話題で時間を潰していました。

クラスターになったのでは無いかという大学名が公表されました。
大学側は承諾したのでしょうか。今後出てきた場合いちいち大学名を公表するのでしょうか？
その一方で合計18人の感染者を出した大阪のクラブやパブなど３店舗の名前の公開は店舗側が拒んでいるのだそうです。
まことにおかしな話です。大学名を公開しても，さほど防止には繋がらず，むしろデメリットが憂慮されます。店名を公開することのほうが，よほど感染予防になるはずです。店名が分からなければ接触者の名乗り出もできません。当局が嫌がる無用の検査を増やさざるを得なくなるだけです。