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論理の大切さ

論理が大事だと言っていたのは数学者のピーター・フランクルさんです。
最近は彼の著書を読んでいないのですが,どの本だったかか忘れましたが,論理をがきちんと追えば,世の中の理不尽なことは大抵わかると言った意味の事を述べていました。

論理は考える強力なツールになると言う事です。
一日24時間が誰にも共通である様に,一人の弱い庶民にとっても,一国の総理にとっても,論理は共通なのです。
いえ,一日24時間は同じであっても実質的な時間は違います。右派の(論客と呼ばれる)渡部昇一氏がかつて喝破したように,ある意味時は金で買えるのです。時間は金で買えても,論理は金で買えません。

一人の弱い庶民の主張だって,論理がきちんとしていれば,どんなエラい立場の人だって,それを否定できません。しかし,なぜか日本人は論理面が弱いのです。私も決して強くないです。情緒面で行けばどれだけ楽でしょうか?日本人は,みんなで余り考えず,論理(リクツ)なんて使わず,おなじ事をしていれば楽です。居心地が良いのです。居心地が良ければ,変な事を言うヤツは許せないという風潮が出て来ます。

何かヘンだぞと思っても,正しい情報が無ければ,論理の使いようがありませんので,支配したい側からすれば,庶民には,正しい情報を与えないのが一番良いことなのです。
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